永く住み継ぐために
家は、完成したその日がゴールではありません。
沖縄の強い日差しや湿気、
台風やスコール。
この土地ならではの自然と向き合いながら、
何十年先も安心して暮らせる住まいを目指しています。
沖縄の風土と向き合う。
家づくりは、土地を知ることから始まると私たちは考えています。
沖縄には、一年を通して高い湿度があり、 強い日差し、突然のスコール、 そして毎年のように訪れる台風があります。
本土とは異なるこの環境では、 同じ家づくりでは十分とは言えません。 この土地に合った住まいを考えること。 それが、私たちの家づくりの原点です。
雨を受け止め、流す。
沖縄では、 雨は上から降るだけではありません。 風に乗って横から吹き込み、 建物を包み込むように降ることもあります。
私たちは外張り断熱を採用することで、 建物全体を包み込み、 雨仕舞を丁寧に考えられる構造を選んでいます。
水が切れる納まりを一つひとつ確認し、 完成後には水かけ試験を行い、 雨水の浸入がないことまで確かめています。
家を守るためには、 雨を防ぐだけではなく、 水の流れを考えることが大切だと考えています。
木を永く守るために。
沖縄では、 シロアリや湿気から住まいを守ることが、 家の寿命を大きく左右します。
床下には防蟻防湿シートを施工し、 地面から上がる湿気を抑えながら、 シロアリ対策を行います。
外周部にはACQ処理材を使用し、 耐久性を高めるとともに、 基礎断熱によって床下からの侵入経路にも配慮しています。
さらに、 ダブル配筋を採用した200mmベタ基礎と、 犬走りの一体打設により、 住まいを長く支える基礎を丁寧につくっています。
風土とともに。
沖縄には、長い時間をかけて育まれてきた 暮らしの知恵があります。
深い雨端は、 強い日差しをやわらげ、 突然の雨から住まいを守りながら、 心地よい軒下空間をつくります。
ヒンプンは、 風を受け流し、 暮らしにほどよい距離を生み出します。
素焼きの赤瓦もまた、 沖縄の厳しい日差しの中で、 屋根の熱をやわらげる知恵の一つでした。
ただ、昔とは環境が変わっています。
生活も変わっています。
その土地で育まれた知恵を受け継ぎながら、 現代の技術を組み合わせ、 これからの沖縄にふさわしい住まいを考えています。
沖縄の風は、暮らしに心地よさを運んでくれます。
だから私たちは、風を感じられる軒下を大切にします。
そして家の中は、高断熱・高気密の性能によって、一年を通して快適な環境を保ちます。
軒下では風を感じ、
家の中ではエアコン一台で快適に暮らす。
自然を感じながら暮らすこと。
住まいを永く守ること。
そのどちらも、沖縄の暮らしには欠かせないと考えています。
家は、風土の中で育っていくもの。
自然に逆らうのではなく、 自然を知り、寄り添いながら暮らしていく。 沖縄の風土とともに、 永く住み継がれる家をつくり続けます。